なぜ痰が出るの?鼻水との違いは?色で原因が違う?

痰が多く出ていると、これってなぜ出るものなのか気になりませんか?

 

痰が絡む原因とはいったい何なのでしょうか。

痰が出る理由は色によって違うことがあるのは知っていますか?

 

また、鼻水と痰の違いはあるのでしょうか。

今回の記事では痰について紹介していきます。

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痰は侵入してきた異物を外に出す

痰はなぜ出るのでしょうか。

喉や気管・気管支は空気の通り道です。

 

ここには粘液を分泌する細かい毛(繊毛)が生えています。

呼吸と共に入ってきたホコリや細菌・ウイルスなどをキャッチするようになっています。

 

外から侵入してきた異物が粘液にキャッチされると繊毛が細かく動き、喉の方に粘液と一緒に異物を押し出す仕組みになっています。

 

この異物排出システムは本当によくできていて、体を外から来るホコリやウイルスから守っています。

通常は1日におよそ100mlの粘液が作られ、そのほとんどは唾液と一緒に飲み込まれ、痰として吐き出されることはあまりありません。

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痰が絡む原因は

普段のなにもない時には、粘液はごく少量で、咳によって体外に排出されるか、気づかないうちに食道に運ばれて飲み込んでいます。

 

しかし風邪をひいた時などは、喉など炎症が起きたところで免疫機能による防御反応が生じ、侵入してきた菌と戦います。

 

粘液が出る場所が刺激されるので、粘液も普段よりも多く分泌され、その戦いで出た菌や免疫細胞の死がいを粘液と一緒に外に出そうとします。それが痰です。

 

痰が絡むのは異物が侵入してきたのを頑張って外に出そうとするのが原因です。

痰の色で原因は違う

痰の色は無色透明なものから、白色、黄色、緑色、ピンク色、茶色、赤色まで、さまざまです。

 

風邪を引いているときに出る、痰の色は白色から黄色っぽい色です。

肺炎や気管支炎になっているときも同じ色です。

 

緑膿菌という菌によって気管支炎や肺炎になることがありますが、その場合、緑色がかった痰が出ることがあります。

 

茶色やどす黒い痰は血が混じっていることによる場合があります。

肺がんや気管支拡張症の場合にそのような痰が出ることがあります。

 

また、痰に混じる血の量が多いと痰が赤くなりますが、この場合肺出血、気管支の炎症がひどくて出血しているなどが疑われます。

 

無色から白色で粘性の痰は、ぜんそくや慢性気管支炎などが原因の場合が多いです。

無色から白色でも粘度が低くさらさらした感じの痰だと、肺胞上皮ガンなどの可能性があります。

 

痰が絡むときには色や粘度に注意して、いつもと何か違う、おかしいと感じたら早めにお医者さんに診てもらうようにするとよいでしょう。

痰と鼻水の違いは

痰と似ているのが鼻水ですが、違いは何でしょうか?

どちらも粘液によって外から入ってきた異物を体外に排出するために体に備わっているものです。

 

痰と鼻水の大きな違いは、

  • 痰は肺から気管支、気管、喉までの部分に入ってきた異物を排出する
  • 鼻水は鼻の中に入ってきた異物を排出する

 

とにかく、粘液が出る場所が違うというだけと思ってよいでしょう。

 

鼻水を痰が同じようなものに感じるのは、鼻から外に流れずに、喉の方に流れ落ちる場合です。

これを後鼻漏といいます。

 

副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎等にかかっている人の場合、大量の鼻水が喉に流れ込んできます。

すると、咳が出ることがあるので、気管支炎かもと勘違いすることがあります。

 

後鼻漏(鼻水)なのか、痰なのかによって、原因や対処する方法が違ってくるので、間違えずにしっかりと見分けることが大切です。

まとめ

痰がいったい何なのか分かったでしょうか。

侵入してきた異物を外に出すという役割をもっている大事なものです。

 

痰が多く出ているという状態は、免疫が活発に働いており、異物が侵入しようとしているのです。

ただし、風邪などを引いていないのに痰が多く出るというのは、他の病気のこともあります。

 

なにかおかしいと思った時には、病院へ行くようにしましょう。

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