どっちだろう?アレルギーと風邪のときの鼻水の違いってあるの?
赤ちゃんも大人も、風邪をひいたり花粉が飛んでいる時期に花粉症を発症したりしている人はすぐに鼻水が出てきますよね…。
この鼻水、実は風邪のときの鼻水と、花粉やハウスダスト等が原因のアレルギーでは違いがあるんです!では、どう違うのか見ていきましょう。
1.風邪の鼻炎
風邪の初期症状は透明でサラサラとした鼻水が出ますが、そのうち2~3日で、すぐに薄黄色の色が付き、ネバネバとした粘着性のある鼻水に変わっていきます。
さらさらとした鼻水が出ている時は、身体が鼻の粘膜に付着した風邪の菌やウィルスを一生懸命外に流そうとして頑張っている証拠です。
黄色い鼻水になってきたということは、風邪のウィルスと身体の中の白血球が戦いを始めた証拠です。
白血球は体の中にこれ以上ウィルスを入れまいと、ウィルスを撃退してくれています。黄色は、そのウィルスと白血球の死骸なんです。
さらに、白血球が劣勢になってくるとウィルスが勢力をまし、緑色の鼻水が出るようになります。
これが3か月以上続くようなら、慢性副鼻腔炎となり、鼻の粘膜が腫れている状態です。症状に合った薬を飲めば、早く治ります。
2.アレルギー性鼻炎
アレルギーと言えば、その人の持って生まれ持った体質によってアレルゲンは異なってきます。
一番オーソドックスでよく耳にするといえば花粉です。花粉症も一言に行っても、杉や、ヒノキ、麦、稲とそれも人によって違います。
また、お家の中でもアレルゲンはあり、ダニやペットの毛、室内の空気中のカビや細菌によってもアレルギー性鼻炎になる可能性があります。
これは出始めてから数日たってもこの透明でサラサラのままです。
このアレルギーによっておこる鼻炎の特徴は、透明でサラサラしていること。そして、アレルギーは副交感神経が優先される朝と夜に鼻水が出やすいということ。
また、原因となっているアレルゲンが少なくならない限り出続けるので、薬を飲んでいたとしても中々治りづらいというのも特徴です。
まとめ
どうでしたか?風邪のときとアレルギーのときの鼻水の違いが分かりましたか?
鼻水が出始めて、数日たって色がついてきたり粘着性を帯びてきたら風邪。さらに、時間帯問わず常に鼻水が出たり、鼻づまりになっていたりします。
それに対してアレルギーが原因の鼻水は数日しても透明でサラサラとした鼻水が出たり、朝夜に特に鼻水が酷く出るという特徴があります。
もしアレルギーが原因で長い間、鼻水が止まらないなら体質を改善するか、薬を飲み続けるしかありません。
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