鼻茸(鼻ポリープ)の治療方法はどんなものがある?

鼻茸を治したいと思ったときに参考にしてみてください。

 

鼻の中にポリープができる鼻茸ですが、治療方法はどのようなものがあるでしょうか。

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鼻茸の検査

まず耳鼻咽喉科を受診して必要な検査を受けることから始まります。これによってどの程度の症状か、どんな治療法が最適かを判断できます。

 

具体的にはまず視診で、鼻の入り口から奥を観察します。またレントゲン検査によって、鼻の周りに広がっている副鼻腔(鼻の周りの空洞)が正常かどうかを検査します。

 

耳鼻咽喉科専用の柔らかい内視鏡、CTやMRIなども使って検査が行なわれます。これによって鼻茸が出来ている位置と症状の重さを診断していきます。

 

鼻茸の薬での治療方法

鼻茸が比較的軽症の場合は、薬を用いた保存的療法が行なわれます。

 

気管支喘息などを併発しておらず、粘性の鼻水を伴う鼻茸の場合、感染によって起こる副鼻腔炎に伴う鼻茸の可能性が高いので、マクロライド系の抗生物質を少量で長期(原則3か月)内服する治療が行なわれます。

 

この治療はステロイドのように強い作用はなく、重い副作用の心配がないのがメリットです。鼻茸の原因となっている副鼻腔炎の治療をメインとしており、鼻茸の大きさを縮小させる効果は期待できますが、ポリープを完全になくすことはできません。

 

またアレルギー性鼻炎や気管支喘息が合併していたり、大きな鼻茸がある場合は十分な効果が得られないため、他の治療法と組み合わせる必要があります。

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鼻茸のうち約1割の割合で、手術をしてもすぐに再発する難治性のものがあり、好酸球性副鼻腔炎といわれます。その場合の治療法としては、黄色の鼻水が出ている場合は、まず抗生物質を内服します。

 

それによって鼻水の色が透明になっても嗅覚が戻らず鼻づまりが続く場合、スプレー式のステロイド点鼻薬が使われることもあります。

 

これによって鼻茸の大きさが小さくなり、鼻づまりの症状を和らげる効果が期待されます。

 

ただし、使用をやめるとすぐに症状が戻ってしまう可能性があります。点鼻式のステロイドで効果が出ない場合、経口または注射によってプレドニゾンなどのステロイドを投与します。

 

これらのステロイドは血圧や眼圧の上昇などの副作用があるので長期に用いることはなく、症状が軽快したら一旦服用を終了します。

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鼻茸の治療方法 手術

薬での治療で効果が無い場合や、症状が重い時には、内視鏡を用いた手術を行なうことになります。内視鏡によって鼻茸にアプローチしていき、鼻茸を切除するという方法で、手術時間は短い、比較的副作用もないものです。

 

手術後は生理食塩水による鼻腔内の洗浄や、ステロイドの内服をしながら様子を見ることになります。

 

手術で鼻茸を取り除くと一旦鼻づまりが解消されますが、しばらくするとまた鼻茸が再発し、再び薬による保存的治療と再手術になる場合が多いようです。

 

この病気に関してはまだ分からないことも多く、解明に向けて研究が続けられています。日常生活においては規則正しい生活や手洗い、うがいによって風邪をひかないように気をつけることによって、症状の悪化を防ぐことができます。

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