肥厚性鼻炎の手術による治療とは?

肥厚性鼻炎の治療法には外科手術があります。この手術はいったいどんな方法なのでしょうか。

 

肥厚性鼻炎の手術方法についてまとめてみました。

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肥厚性鼻炎の手術

肥厚性鼻炎は、慢性鼻炎が悪化して鼻の粘膜が肥厚し、鼻づまりなどの症状が表れる慢性鼻炎の一種です。

 

ステロイドを使った治療が一般的ですが、特に症状が重い場合には手術となる場合があります。肥厚性鼻炎の手術では、鼻中隔矯正術や粘膜下下鼻甲介骨切除術、下鼻甲介粘膜切除術などが行われます。

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鼻中隔矯正術とは

肥厚性鼻炎は、鼻中隔湾曲症を合併していることがあります。鼻中隔とは、鼻の真ん中にある仕切りのことです。

 

軟骨の板と骨の板とでできており、骨よりも軟骨の方が発育が盛んなために成長にひずみが生じ、それによって湾曲が発生します。

 

だれでも多少の湾曲はありますが、それによって常時鼻が詰まっていたり口呼吸やいびき、臭いが分かりにくいなどの症状がある場合には手術によって歪みを矯正します。これが鼻中隔矯正術です。

 

鼻中隔矯正術は、曲がっている部分の軟骨や骨だけを取り除きます。鼻の穴から1cmほど内側を切開し、湾曲している軟骨と骨を取り除きます。

 

通常は粘膜下下鼻甲介切除術も併用します。手術の所要時間は1時間程度で、術後4、5日目から入浴は可能となりますが、飲酒や激しい運動は2週間ほどは禁止されます。

 

仕事はデスクワークであれば術後5日目ほどから開始することも可能です。

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粘膜下下鼻甲介骨切除術・下鼻甲介粘膜切除術とは

鼻腔の側壁にはひだのような突起が出ています。これを下鼻甲介といいます。

 

肥厚性鼻炎は鼻腔の粘膜が厚くなっていたり、下鼻甲介の骨が飛び出ている状態を言います。粘膜下下鼻甲介切除術は、飛び出ている骨を削る手術です。

 

そして下鼻甲介粘膜切除術は厚くなった粘膜を削る手術です。これによって鼻腔内の容積を増やして鼻づまりを解消します。

 

鼻の穴から2cmほど内側の下鼻甲介を切開して芯にある骨を取り除き、必要に応じて腫れた鼻粘膜を切除したり焼き切ったりします。

 

手術の所要時間は1時間程度で、鼻中隔矯正術と同様術後4、5日後から入浴やデスクワークが可能となり、飲酒や激しい運動は2週間程度禁止となります。

 

また術後1ヶ月程度は鼻の中にかさぶたが付着するため、鼻づまりの症状はやや残るでしょう。

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肥厚性鼻炎の手術で入院は必要?

鼻中隔矯正術や粘膜下下鼻甲介骨切除術、下鼻甲介粘膜切除術などを行った際、入院が必要となるかどうかは医院によって異なります。

 

かつては術後、約1週間から2週間の入院が必要とされていました。

 

しかし近年では内視鏡やサージトロンといった手術支援機器の開発や、診断・治療技術が進歩したことによって、症例によっては日帰りの手術も可能となっています。

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