くしゃみと咳の違いとそれぞれの仕組みは?

くしゃみと咳、どちらもよく見られる風邪の症状の一つですが、どんな違いがあるのかと聞かれるとなかなか答えるのが難しい質問ではないでしょうか。

 

くしゃみは「ハックション」咳は「ゴホゴホ」という違いは分かりますが、一体くしゃみと咳にはどのような違いがあるのでしょうか?

 

また、くしゃみと咳はそれぞれどんな仕組みで出るのでしょうか?今回はそんな点について簡単にまとめてみました。

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くしゃみと咳の違い

くしゃみと咳はどちらも同じ体の生理的反応ですが発生する場所が違います。

 

くしゃみは異物が呼吸の際に体内に入って鼻の粘膜を刺激して起こる反射作用です。

 

咳は異物が鼻腔を通過して、気道の粘膜を刺激した時に起こる反射作用のことです。

 

簡単にまとめると、どちらも体内に異物を侵入させないようにする防護作用ですが、発生している場所が鼻腔か気道かという違いがあります。

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くしゃみの仕組み

先ほども述べたように鼻の粘膜に異物やウイルス、細菌などが付着すると、その刺激が神経を通じて呼吸に使われる筋肉である横隔膜に伝わり緊張させて縮小させます。

 

横隔膜の緊張がピークになると空気が大きく吸い込まれ、その緊張が一気に緩むと空気が勢いよく押し出されて、これがくしゃみになります。

 

鼻の粘膜を刺激する物質にはホコリやハウスダスト、花粉、動物のフケや毛、カビ、それに胡椒などの刺激的な物質などもあり様々です。

 

また、風邪をひくと体内にウイルスが侵入しようとするので、ウイルスを体外に押し出そうとして風邪の引き始めにくしゃみが良く出ます。

 

なかには温度や光が刺激となってくしゃみが出る人もいます。

咳の仕組み

咳もくしゃみと同じく体を守る防御機能です。私たちの体には本来有害なものを排出しようとする働きがあります。

 

傷んだものを食べた時に嘔吐や下痢をするのと同じです。

 

のどの奥から肺までをつなぐ気道に備わった防御機能が咳です。気道に異物が入り込むと、異物は粘液にからみタンとして排出されます。

 

また、ウイルスや細菌などが入り込んだ時に瞬時に排出しようとして一気に息と共に吐きだされて咳となります。

 

煙を吸い込んだ時や、誤って食べ物や飲み物が気道に入ってしまった時にむせて激しく咳きこむのも同じ理由です。

 

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などで咳が起こるのは気道に炎症が起きているためです。

 

風邪をひいた時に咳がなかなか止まらないのもやはり気道が炎症を起こしているためなのです。

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