蓄膿症の抗生物質の種類はどんなものがある?効果・副作用は?

蓄膿症の治療で多く用いられる投薬治療ですが、抗生物質が処方されることが多々あります。この病気のときに処方される抗生物質には様々な種類があり、その効果や副作用もそれぞれに異なっています。

 

抗生物質の処方は、病気の原因や症状に合わせて行われます。蓄膿症の抗生物質にはどんな種類があり、効果や副作用を持っているのでしょうか。まとめてみました。

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細菌の感染により副鼻腔という鼻の奥の空洞が炎症を起こしてしまい、慢性化してしまったのが蓄膿症です。

 

蓄膿症では抗生物質が有効で、蓄膿症と診断された際にはかなりの確率で処方されるでしょう。特に急性期の蓄膿症の治療に効果的であるとされています。治療が早ければ早いほど治りやすいのです。

 

抗生物質は増えてしまっている細菌の繁殖を抑え、殺菌の効果があり、大きく分けて、セフェム系・マクロライド系・キノロン系などの種類があります。

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蓄膿症に効く抗生物質その1 セフェム系

セフェム系の抗生物質としては、メイアクト、バナン、セフゾン、フロモックスなどがあります。

 

この効果は細菌を構成している一番外側の構造である細胞壁を壊します。そのため、細菌は正常な形をとれなくなるため、死んでしまうのです。

 

セフェム系の抗生物質は副作用が少ない薬として有名ですが、やはり薬なので副作用が出てしまうこともあります。

 

症状としては下痢が多く、特に小さい子供は便が柔らかくなりやすいので、下痢に注意が必要でしょう。ごくまれに、発疹が出る場合もあります。

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蓄膿症に効く抗生物質その2 マクロライド系

マクロライド系の抗生物質には、クラリス、ジスロマックなどがあります。

 

効果としては細菌のリボゾームと呼ばれるタンパク質を作る構造に作用して、タンパク質を作れなくしてしまうのです。そのため、細菌は増殖することができなくなり、減っていく効果を持っています。

 

さらにマクロライド系の抗生物質には細菌が作り出すバイオフィルムを壊す効果も発見されています。(バイオフィルムとは細菌が身を守るために作り出すもので、抗生物質からの防御もしています)

 

治りにくいと言われる慢性化している蓄膿症の原因となる細菌はバイオフィルムを作り、鼻の奥底の構造に根付いてしまい、治しにくくなっています。

 

マクロライド系の抗生物質は細菌のバイオフィルムを壊し、抗生物質を効きやすくするためによく使われるようになりました。低容量のマクロライド系抗生物質を長期間服用するという治療法も開発されています。

 

副作用は比較的少ないお薬です。まれに吐き気、胃痛、下痢などの胃腸の症状がみられる場合があります。

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蓄膿症に効く抗生物質その3 ニューキノロン系

ニューキノロン系の薬には、クラビット、タリビッド、バクシダールなどがあります。

 

ニューキノロン系の抗生物質の効果は細菌のDNAの合成を邪魔することで、細菌が増えることが出来なくしてしまいます。

 

副作用は少ないですが、まれに発疹や下痢が起こることがあります。また、めまいや眠気が出る場合もあるようです。

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基本的には抗生物質の効果は細菌を殺してしまう、増えないようにするというものです。急性期か慢性期かなどで使い分けていくようです。

 

蓄膿症の治し方についてはこちらの記事も参考にしてみてください↓↓

蓄膿症の治療方法って>>

蓄膿症に使われるその他の薬

鼻汁の粘度を弱めて排泄を助ける薬として、粘液調整薬が処方されることも多くあります。薬の種類としてはムコソルバン、ムコダイン、チスタニンなどです。

 

溜まっている鼻水には細菌、細菌の死骸、戦った白血球の死骸などを大量に含むため、なるべく外に排出したほうがいいため使われます。

 

副作用はほとんどなく、長期で服用しても安全であるため効果的であると言われています。ごくまれに吐き気や発疹が出る場合もあります。

 

また、症状が軽い蓄膿症や早期の蓄膿症には、消炎剤が処方されることがあります。アクディーム、エンピナース、レフトーゼ、ノイチームなどです。

 

炎症を抑えたり副鼻腔の腫れを和らげたり、また、鼻汁の切れをよくしたりするという効果があります。しかし、あまり強い作用はありません。その代りに副作用も少ないお薬です。

 

レフトーゼ、ノイチームは卵アレルギーのある方は服用できないと言われています。

 

蓄膿症を治しても、アレルギー性の鼻炎や慢性鼻炎を持っているなら改善する方法があります↓↓

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